不動のロレックス手巻きです。
1960年代前後のモデルだと思います。
不動の為リューズで巻き上げる事が出来ません。
これから分解してどこが悪いか見させて頂きます。
機械部分の部品はある程度供給出来ますが、
部品のない物はオーダーメードで部品を作ります。
裏ブタを外した所、
中にはステンレススチールの刻印が御座います。
でもステンレスは通常下記の画像のように変色しないのです・・・
もしかすると真鍮にメッキしてあった可能性がありますね!?
1950年~1960年初期、
腕時計の材質は真鍮にメッキが主な製品とされていました。
ロレックスのアンティークモデルメンズも、
パイプ&リューズは真鍮にメッキ仕上です。
ステンレス加工の技術が昔は無かったと思います。
裏ブタも新品仕上げして再度メッキ加工も出来ますが、
薄く見えるロレックス、数字の刻印が消えてしまう場合が御座います。
お客様は10mmブレスカットをご希望されています。
ブレスの長さはほぼ左右対称の長さなので、
12時方向6時方向両方のブレスカット必要になります。
ロー付け部分根元に糸ノコを入れブレスカット致します。
ばらした留め金具切り口は綺麗に仕上
↓
ブレス切り口も綺麗に仕上げ
↓
ロー付け
↓
ある程度バフ掛け
↓
ロジウムメッキ加工となります。
当ショップはブレスカットのみではなく、
ブレスの付け足し延長加工も可能です。
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